新潟ライフ・ジャーナル

読者の皆様の目線に立ちながら役立つことや好きなことを自由に書いています。

わたしの日記帳と限りある行数に言葉を紡ぐ意味

こんばんは!ヨウコです!

私は昨年1月5日から、日記帳を使って日記を書いています。今回は私が使っている日記帳と、限りある行数で書くことについて私が感じることを書きたいと思います。

日記を書き始めたきっかけ:『知的生活習慣』

私がちゃんと日記を書こう、そう思ったのは、この本に出会ってからです。以下、印象に残った部分を引用いたします。

印象に残った言葉

「日記は一日の決算」
「頭のはたらきをよくするには知識を詰め込むのはよろしくない。どんどん忘れ、整理して、頭を綺麗にしてやる必要がある。忘却は頭をさっぱりさせるのにはたいへん大きなはたらきをしている」
「日記は心覚えのためにつけるのではなく、むしろ、忘れて頭を整理する効用のあることがわかってくる」
「日記をつけて、その日を忘れることが出来れば、はつらつたる明日を迎えることができる」

これを見て、当時色んなモヤモヤを抱えていた私にとっては、日記による忘却の効果を試したくなったのです。

本の中で著者がお勧めしていた日記帳は、縦書きの「博文館当用日記No.2」でした。

No.2 中型当用日記〈背皮〉|博文館新社

私はすぐに、これを求め紀伊国屋で購入に行きました。

私が昨年購入した日記:「博文館当用日記No.3

実際私が買った日記はこちらです。本にあるNo.2ではなく、No.3の中型当用日記〈上製〉です。結構いい値段したので、まずは手を出せるところから始めようと思ったんです。

B6判で、価格は税込1,936円でした。

著者の外山滋比古氏の日記は、中型当用日記〈背皮〉で、B6判・税込2,574円です。もちろん、著者の時代は値段は今と異なっていると思います。これは現在の価格です。

現在使用している日記帳:「博文館当用日記No.1

今年の日記は、昨年よりたくさんの量を書きたくなったので、よりサイズの大きいものを購入しました。それがこちらになります。

No.1 大型当用日記|博文館新社

こちらは、大型当用日記で、A5判。価格は税込3,245円!

しかし、それくらいの価値はあると思っています。何といっても、日記帳の表紙の手触り感が素晴らしい。柔らかくフワフワとしてとても高級感があります。触っているだけでテンションが上がります。

大きさも、昨年のものと比べるとその違いが分かります。

↓ちなみに、枠外からはみ出して止まらなくなった昨年の日記帳の姿(笑)

限りある行数に言葉を紡ぐこと=その日一番大切な場面を残すこと

現在のNo.1を買う前に、「行数に制限なく自由に書きたい」という思いから、一度自由帳のようなもので日記をつけたことがありました。しかし、「自由に書けること」それが逆に疲れてしまったのです。

1日の出来事を事細かに書いていたら、本当に書きたい部分まで来た時、すでに書くエネルギーがなくなってしまいました。一番に書きたい部分が書けない。

この経験で分かったのは、行数に限りがあることで、その日の一番印象的な部分・大切な場面を選び抜いて書き残すことができるのだということです。

昨年は1月4日から書き始めて、どうしても書けなかった5日間を除いて、356日間日記をつけました。28歳だった私の大事な日々を書き残すことができたのです。

日記をつけた発端は、「翌日頭をスッキリさせるため」という忘却のためでした。

しかし現在では、その日の出来事や感じたこと、気持ちの変化を将来の自分のために残しておくという気持ちで書いています。

おわりに

ちゃんとした日記帳で書くことが私の日記を続けるモチベーションです。

1日1行でも1言でも、よかったら一緒に日記を書いてみませんか?

大切な自分の生きた証を残すために。

私は今日も万年筆を手に取り、日記帳を開きます。未来の自分のために、そして今の自分のために。

 

※この記事は以上です。

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