「出身は新潟です」というと、決まって言われることが二つあります。
「お米が美味しいところだ」と「雪が多いところだね」と。後者に対しては、よく「うちの住んでるところはあまり降らないんだよね」と言葉を返しています。
同じ新潟県でも、新潟市は降雪量が少ないのです。一方、新潟県の「津南町」では、2~5メートルの雪が積もります。
参考(令和6年1月24日現在):津南町の降雪積雪情報 - 津南町ホームページ
新潟県に強風か大雪の天気が予報されるとき、父は決まってこのように言っています。「うちは佐渡が守ってくれるから大丈夫だ」と。
家族の中では、「え~本当~?」と疑いの目で見ていました。が、大雪に関しては、昨年それが証明されたというのです。それが「佐渡ブロック」というものです。
降雪に関して、佐渡があることで新潟市周辺の雪雲を減少させる、とのこと。実際に本日の雨雲レーダーで確認してみましょう。
新潟県の雨雲レーダー
過去:23日20:00~24日20:00
実況:24日20:15現在
予報:24日21:00~25日11:00
なんと!!本当に、見事に佐渡があることで、新潟市には雨雲・雪雲がほとんどかかっていないではありませんか!!
強風から守ってくれる説はまだ立証されておりませんが、新潟市周辺を守る「佐渡ブロック」は本当に存在していることが分かりました。
筑波大学の研究では、「新潟市周辺」と表記してありますが、住んでいる身としては、「新潟市中央区が佐渡によって守られている」と感じています。
新潟市は8つの区に分かれており、地図上もっともガードされている地域が中央区になります。
強風や大雪の時、最近では家族でこう言うようにしています。
「佐渡、守ってくれてありがとう!」
強風から守られている説も正しいと思う
強風から守られている説も案外正しいと思います。沖縄旅行に行ったとき、周りにさえぎる島がないため、ものすごい強風を受けました。佐渡がなければ、新潟市は強風にあおられていると思います。
研究で立証される日も近いと信じています。