こんばんは!ヨウコです。
以前、私が日記をつけていることを記事にしました。
今回は、これから日記を始める方や購入を検討されている向けに、博文館の『当用日記』をご紹介します。どうぞお役立てください。
『当用日記』の中身をすぐに知りたい方は、目次から「博文館の『当用日記』(No.1)の外函・日記の内容」へ飛んでください。
なぜ日記といえば博文館の『当用日記』なのか?
『当用日記』は、博文館の後進「株式会社 博文館新社」から刊行されており、日記刊行129年と歴史のある日記です。
その歴史の長さを物語るエピソードをご紹介します。
以前、沖縄に旅行に行った際「旧海軍司令部壕資料館」に行きました。
その展示品の一つに、旧海軍の方がつけていた日記があり、あれはおそらく博文館新社(前「博文館」)の日記だと思いました。 なぜなら、その日記のページが博文館新社の『当用日記』と同じように見えたからです。真偽は分かりませんが、目を凝らしてみたので、私はそうだと信じています。
自分の生きた証を残すなら、博文館の『当用日記』が一番!
話を戻します。日記刊行として長い歴史があり、種類も豊富です。何よりも、見た目も中身もしっかりとした日記なので、自分と向き合う時間として利用するのに最高のパートナーとなりえます。
自分の生きた証を残すなら博文館の『当用日記』だと私は思っています。
『当用日記』の種類
博文館新社から刊行されている日記には、『当用日記』以外にもあります。しかし、本記事では、『当用日記』に焦点を当てて書いています。
縦書き
縦書きの『当用日記』は全部で8種類あります。詳しくはこちらから。
私が使用している日記も、縦書き日記です。
私が縦書き日記を使う理由
私が縦書きを使う理由は、ある本がきっかけです。
そこに書いてあったのは、漢字というのは左から右に書く線が多い文字(例:美)のため、縦に書くのが理にかなっている。
一方、英字は上から下へと書く線が多い(例:lemon)ため、横書きが理にかなう。日本語の漢字は書くのも読むのも縦書きが本来合っている、というような記述を見ました。 なので、私は縦書き日記を使っています。
外山滋比古『知的生活習慣』「横になる」p110~113(https://amzn.to/3uH5Dvl)
読み返したら、実際の本文の方が縦書きについて説得力がありました。
横書き
横書きの『当用日記』は全部で6種類あります。詳しくはこちらから。
縦書きか横書きかは、ご自身の好みでお選びください。
博文館の『当用日記』(No.1)の外函・日記の内容
※「No.1」とは売り上げの事ではなく、博文館新社さんが付けている商品番号です。
外函(正面)
ちなみに本の保護を目的に付けられる箱のことを外函といい、「そとばこ」と読むそうです。初めて知りました。
重厚感のある外函です。本棚に飾るだけでも絵になります。手触りも良し。
外函(背)
外函(裏面)
日記(表紙)
2024年は辰年なので、左上に辰の絵柄が印字されています。
No.1は大型の『当用日記』であり、お値段もそれなりの価格なのですが、値段に見合う高級感と肌触りです。しっかりと厚みがあるのにふわふわとしていて触れると気持ちがいいです。
日記(背)
当用日記の当の字が、旧字の「當」ですね。歴史を感じさせますし、味が合ってい良いですよね。
日記(裏表紙)
日記の中身・内容
1頁1日記入式。本文以外に、天気・気温・摘記・受信・送信・俳句や和歌・歴史上の出来事・現在日数・残り日数が記載されています。
こちらの日記では、栞は2本ですが、日記の大きさによって1本のものもあります。
月間予定や要記のページもあります。他にも満年齢表など役立つ情報が入っています。ぜひお手に取って見てみてください。
以上、博文館の『当用日記』(No.1)のご紹介でした!
購入はこちらから
A5判(高級感を求める方はこちら!)
B6判(初めての方はこちらがおすすめ!行数・金額的に)
おわりに
”手書きは日本の文化” 残そう手書き文字
『当用日記』の帯にある言葉。素敵ですよね。ブログを書くのも好きですが、やはり手書きで書くのが一番好きです。
私は『当用日記』に万年筆を使って毎夜したためています。
本記事は以上です。日記を始める方や購入を検討されている方のお役に立てれば幸いです。